月
「自分の容姿を強調するベレー帽を被った人」、「心臓に刺さっている沢山の矢」「人に媚びて舌を出している人」のイメージを描いています。
それと、月と光が映る水面を描きました。これは「ネガティブとポジティブ」「不変的な美しさ」をイメージして描きました。
「どちらが美しいと思うか」という問いを鑑賞者の方に投げかけるとともに、
作品の価値を高めることを無視し、作家の端麗な容姿、自身の不幸不運・トラウマの解説文、奇抜な言動などを作品の付加価値とする商法へのアンチテーゼとしています。
また、この作品の大部分を抽象的表現が占めていますが、一部具象表現があります。つい、具象表現部分ばかりを注目してしまいがちですが、これは人物画として描いたのではありません。是非表現全体を楽しんでいただきたいと思います。
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